久しぶりにドラクエにインして
ハウジングに興じていると
チームメンバーからガテリア号のお誘いがありました。
そう、常日頃より僕が「ドワーフの恥部」と訴えている沈没船ガテリア号です。
水中レンズがなかなかに魅力的だったので
歯軋りしながら周回を終え
そこで僕のガテリアライフは終わりを迎えるはずだったのですが、予期せぬ延長戦に突入する事となりました。
この誘いを受けたガテリア集会は遊びではなく、チームで20万点越えを目指すガチリア号でした。
参加表明の翌朝、僕のXのDMには
事細かに自分たちの持ち回りと動き方が記されたマニュアルが配布されました。
僕は早くもこのガテリアの誘いを安請け合いした事を後悔しましたが、ここで抜けるわけには行きません。すでに地獄行き乗組員の定員は20名で選出されており、僕のわがままでこの組織の崩壊を招くような事はそれこそ地獄行きとなってしまいます。
とにかく僕はこの沈没率100%のポンコツガテリア号に健気に尽くす事に決めたのでした。
迎えた当日、ガテリア号の概要ルールすら分かっていなかった僕でしたがやっていくうちに高得点を取るための方程式が見えてきました。
まず納品を早く終わらせる。それによって外周に流れてくるスコアの玉をなるべく死なないようにたくさん集め、最終の宝箱は全て獲得する。
そしてこれは個人競技では無く団体競技なので自分のベストを尽くせたら後は信じる‥!!
何も分からずそんな流れもやりながら覚えていったのでチーム分けを知り合いで固めてくれたのは大変ありがたい事でした。
今回一緒に地獄行きのペアを組んだのはハイドランダさん。シベリアンドレア集会のお手伝いでフレになりました。僕の地獄行きポストをみて返事をくれた変わり者です。
ハイドランダさんといえば鮮やかな植物を取り入れた箱庭系のハウジング「ハイドランジアのアトリエ」があまりに有名でありファンも多く存在。
しかもその後、自作した庭と共に2025年の12代目レンダーシアプリンセスにまで登り詰めた正に芸術のスペシャリストです。
誘いに応じてくれたとはいえ、
僕はそんな人が海底でサメに噛みちぎられたり
宝箱を拾うドワーフのケツを追いかけさせてひたすらエール連打させたりしていると
周りのファンからしばかれるのではないかという気持ちになってきました。
そもそも潜る度に海中で修理部品を集める
潜水艇って何なんですか??お宝拾ってるよりネジ拾ってる時間の方が長いんですけど。
偉そうにしてる学者ドワーフにも腹が立ってきました。
様々な思いが交錯するガチリア号。
しかし、20人一丸となって取り組む
このガテリア号20万点目標のゲームは
当初の予想を裏切る形で意外にも楽しめ、
永遠と思えていた2時間は思っていたよりも
早く過ぎていくのでした。
23時、約束の時間が到達してしまい
目標20万点に対して結果は19万点でした。
「ラスト」と言われた時
僕は「ま、まだやれます‥‥やらせて下さい!!」という思いが自分の中に芽生えていた事に驚きを隠せませんでした。
このチームでやれるガテリアも最後だと思うと悲しい気持ちになってしまうからです。
しかし、「よし!これで終わりだ!うひょー!」という気持ちと比較すると8対92くらいで後者の思いが勝ってしまった為、僕は何も言いませんでした。
目標点に達しなかった事は残念ですが
19万点でも十分すごいし、
しかもスコア報酬も全部もらえちゃったし
個人的には勝ちだと思える内容です。
人集めが大変な20人チャレンジガテリア号。大人気トラシュカなんかは個人競技で運も絡むのですが、ガテリア号は全員の役割認識と動きで理論上高得点を獲る事が可能である為、チームワークの競技としてそのポジションを確立していくかもしれません。(しなくてよい)
※どこか誇らしげな地獄の乗組員たち
個人的にはバージョンアップが来ず、ドラクエインしてもする事が無い日が続くとプレイヤーはこういった狂気に走り出すという事がわかった催しだったので
これからも運営さんにはコンスタントなバージョンアップ、飽きの来ないシステム構築に期待したいと思います。
そういえばゾーマも再演くるみたいですね。
ゾーマといえばやはり光の玉無しで挑む『闇ゾーマ』が楽しかった記憶があるので、やる事のない人達は是非その狂気をゾーマに向けてみるといいと思います。
それでは今日はこの辺で。