寿司屋でしてはいけない3つの事
こんにちは！
先日、付き合いでガチのお寿司屋さんに
行って恥ずかしい感じになる機会が
ありましたので
皆さんが今後同じ目に遭わないためにも
こうして記録に残して共有しようと思います。
ついていったお寿司屋さんはカウンターで食べる
タイプのお店で、しかも皿や下駄が無く、
カウンターの提供スペースに直接寿司が
置かれるタイプでした。
着席5分でそんな事を知る由もない僕は
ドリンクを注文した後にメニューの置き場に困り
提供スペースにメニューを置いてしまい
「ここにお寿司がくるんですよ〜」と
板前さんに優しく諭されました。
僕のメニューは取り上げられ、板前さんは
2回台拭きする事になりました。
僕は既にパニックに陥り、
板前さんの優しさに余計申し訳なさを感じました。
「てやんでえ！どこにメニュー置いてんでえ！」
位できてもらった方がよかったかもしれません。
いや、よくないか。
その後はカウンターを挟んで板前さんや
同席した方との会話を楽しみ、お任せで
お寿司を握ってもらいました。
僕のお店に対する緊張も程よくほぐれたところで
板前さんが拭き直したスペースに
綺麗な飾り包丁が入ったイカが置かれました。
「イカは軽く塩振ってるんでそのままどうぞ」
「あっ、千鳥のやつと同じですね」
僕は緊張が緩むとすぐに余計な事を言います。
何年も修行した職人の作品が千鳥のやつと同じ扱いを
受けるのは、侮辱ともとれる行為なのですが
板前さんは
「2貫じゃなくてすみません」
と返してくれました。
僕は板前さんの心は日本海よりも深くて広いなと
感動しました。イカは美味しかったです。
そのあとは筒がなく食事も進み、
お寿司も全て出し終えた所で
板前さんが「まだあと1貫、いけます？」
と聞いてきました。
どうやら連れてきてくれた人達は
かなりのお店の常連さんらしく
新メニューを食べてもらいたいとの話でした。
それは国産の魚が入ってこない為、
外国産を一部とろうと考えているが
油が乗り過ぎている為、ソースを変えたい
ちょっと食べ比べてみてほしい、
といった話でした。
魚は同じなのに、産地で味付けを変えるんだと
プロの仕事に感心するばかりです。
僕は「そんな場に僕がいていいのか」という気持ちと
「もう1貫食べられるん？ラッキー」という気持ちが
心の中でぶつかり合っていました。
「ラッキー」の気持ちがダブルスコアで
圧勝する頃、お寿司が出されました。
通常はポン酢で食べるメニューだそうですが、
新しい方はバーニャカウダのようなソースが
かかっていました。
恐る恐る２つのお寿司を食べ比べます。
僕は食べた瞬間に元のポン酢の方が
美味しいと思いました。
ただし、板前さんはポン酢のままでは
いけないと思ってソースを改良したのに
素人の僕が「元の方が良い」などと
どの口が言うのだろうか？とも思いました。
板前さんに「どうですか？」と聞かれた僕は
暑くもないのに服の中で汗をかいている事を
感じました。どちらが正解なのか？？？
考えて考えて出した答えは
「どちらも美味しいので選べるソースに
してみては？？」でした。
僕は自分で言いながら
「チキンマックナゲットか」
と心の中で自分にツッコミました。
周りの人は普通にポン酢で美味いよと
言っていました。
僕はポン酢が美味いでよかったのかと
思いました。
僕が今回の経験から学んだ事を
下記の通りまとめさせて頂きますので
皆さんもぜひ参考にされて下さい。
①寿司を置くところにメニューを置くな
②イカはそのままどうぞを千鳥のやつって言うな
③新メニューをチキンマックナゲットにするな
上記を守って楽しい食事にして下さい。
アグラニな人々は今から始まります。
と思ったけど長すぎるんでもう終わります。
昔描いた各種族がドラゴラムした時の落書きだけ
貼っておきますので勝手に見て下さい
プクリポドラゴラム
ドワーフドラゴラム
オーガドラゴラム
ウェディドラゴラム
エルフドラゴラム
以上です。
それでは今日はこの辺で。
